医師

野見山 延 名誉院長 麻酔科医

緩和ケアチームのなかでは全体のとりまとめや医療に関する部分を担当しています。痛みを取ること、吐き気やおなかの張り、息苦しさなどに対して飲み薬や注射、点滴などの処方をします。

 体の痛みにも心の痛み(傷み、傷つき)が大きく影響します。心の部分は心理療法士や看護師が主にかかわりますが、私も一緒にお話をお聞きしますし、ご説明もします。何よりも体の強い痛みを速く取りのぞくことにより「痛みは取れるだ」と安心していただくことが最初の仕事になります。

→ がんの体の痛みを取る方法は飲み薬、貼り薬、坐薬、点滴、神経ブロックをたくさんありその中で患者様に合う方法を学会のガイドラインを遵守しながら選択していきます。

痛み止めについて

看護

高木 幸子 がん性疼痛看護認定看護師 

患者様やご家族のがんに伴う身体の痛みやつらさ、気分の落ち込みや不安など気持ちのつらさを少しでも和らげるためのケアを行います。患者様やご家族が、生活の質を保てるように生活面での支援を行います。また、看護スタッフの相談・指導を行います。

 

杉山 実貴 リンパ浮腫指導

 リンパ浮腫についての支援をさせて頂きます。手術してすぐ、もしくは何十年もたち腕や足がむくんでしまい良くならず、悩んでいる患者さまやご家族の相談や治療・指導を行います。

 

稲吉 瑠美 がん化学療法看護認定看護師

主に化学療法を受ける患者様・ご家族様を中心とした相談を担当させていただきます。副作用による苦痛や日常生活で気になることをお話ください。また、治療が始まるときや治療を変更するときの不安などの相談にも対応させていただきます。

心理

内田 美子 野毛 麻実 心理療法士

→多くの患者様が、不安や戸惑いなど心の辛さを抱えています。心理療法士は、カウンセリングを通して、患者様が気持ちを整理し、悩みやストレスとできるだけ上手に付き合っていけるようなお手伝いをします。ご家族の相談もお受けします。

がん、家族の悩み相談室

工藤 千賀子 がん患者生活コーディネーター

→患者様の心の辛さに寄り添いながら、手術や治療などへの理解をお手伝いし、病に立ち向かう気持ちを支え、自分らしい生活が送れるようサポート致します。また、かつらや補整下着などのご相談も承っております。

相談・サポートのご案内

→ウィッグ(医療用かつら)のご案内

薬剤

古屋 裕之 薬剤師

患者様と面談した情報などをもとに主治医と話し合いを行い、薬剤師の視点からお薬の効果、副作用などの評価や治療サポートを行い、薬物療法の最適化を図ります。また、安心してがんの痛みから解放できるように、患者さんやご家族に使用薬剤についての正しい情報を提供しています。

医療連携

寺西 悦子 退院調整係長

竹山 敦  地域医療連携主任

五十石 貴洋 医療社会事業専門員

予約業務(緩和ケア外来または、入院相談、心の相談室)または相談業務(在宅介護、医療費や生活費等)の窓口となっております。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

栄養

志水 正明 管理栄養士

がん治療による副作用・合併症に対する不安や悩みを抱える方も多く見られると思います。「食事」=「義務」ではなく、「食事」=「一日の楽しみ」となるようなサポートをしていきたいと思います。

・情報提供 

公益財団法人 がん研究振興財団

(ホームページ)

   http://www.fpcr.or.jp/publication/others.html

http://www.fpcr.or.jp/pdf/shokuji.pdf  より

食事に困った時のヒント(がん治療中の患者さんとご家族のために)が

発行されています。